2018/04/27

UNHCRスーダン🇸🇩に赴任しました!/ My assignment to UNHCR Sudan

今年の始めにブログを更新して以来、しばらくブログを更新していなかったArataです。。。

一つ前の投稿にも書いた通り、外務省実施のJPO制度に合格し、4月からUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)スーダン事務所に赴任することになったために、2018年2月末日でUNDPモロッコ事務所での勤務を終えて、3月上旬に日本へ一時帰国しました。(モロッコで1年8カ月過ごしたUNDP事務所での具体的な内容は、JOCV枠UNV制度の経験レポートに掲載いただいてあるので、是非そちらをご覧ください。)

ちなみに、UNDPモロッコでの任期中に目標として掲げていて、このブログの前回投稿にも書いていたフランス語能力試験DALF C1にも、2月に無事に合格することができました!

日本ではちょうど1カ月近く滞在することができて、その間にはお花見を楽しんだり、日本食を堪能したり、家族旅行に行ったり、友達や元同僚たちと会ったすることができて、とっても充実した時間を過ごすことができました。
うちの庭先にあるカイドウ

亡き祖父が子どもの頃を過ごした静岡県沼津市江梨付近から
見た駿河湾に浮かぶ富士山


・・・そして4月9日にいよいよJPOとしてUNHCRに赴任しました!
国連職員に発給されるLaissez-Passerという通行許可証。

スーダンに赴任する前に、まずはUNHCRの本部があるジュネーブにブリーフィングを受けに立ち寄ります。
ジュネーブにあるUNHCR本部の建物

実はジュネーブには一度も行ったことがなく、赴任に伴う大荷物(大型スーツケース1個、大型バックパック1個、計約50kg)を持って、不安ながらにも無事にジュネーブ着きました。
小学生の社会科の教科書に載っていた(?)気がするこの場所。
まさかあの頃は自分が国連で務めるだなんて、思っていなかったなあ。。

2日間に渡るブリーフィングでは、自分の業務に関わる色んな部署の人から話を聞いて、盛りだくさんでした。ジュネーブ勤務の友達にも会えたし、スーダン行く前に酒と豚(←一応スーダンでは禁止されている)を堪能できました。


そして若干緊張しながら、イスタンブール経由でスーダン首都のハルツームに無事到着し、既に2週間が経ちました。

幸い、2年先に同国に赴任している先輩JPOのおかげで、仮の住居を提供してもらったり、色んな人にあう機会をもらったりして、楽しく過ごせてます。

ただ、やはり暑い!!現在毎日40度くらいまで気温が上がるので、なかなか体がついていけず、健康優良児だと思っていた自分ですが、体に負担がかかっているのがわかります。すぐに疲れるし、まだ時差ボケもあるのか(?)、変な時間に眠くなったりします。

ちなみに先週末は、7年もスーダンに住む日本人男性のハルツーム市内と隣町のオムドゥルマンを案内してもらいました。その中でも印象的だったのは、青ナイル川と白ナイル川が合流する地点。私もよく知らなかったんですが、実はあの有名なナイル川って、源流は青ナイル川(エチオピアから)と白ナイル川(ウガンダから)が合流して一つのナイル川となって、エジプトを経由して地中海へ注いでいるんですね。
白ナイル川と青ナイル川の合流地点

よーく見ると左側(白ナイル)と右側(青ナイル)で色が違って、
真ん中で二つの支流が混ざっているのがわかりますか?

オムドゥルマンのスーク(市場)にて

私が過去に4年間を過ごしたモロッコと同じく、スーダンもイスラム教の国なので、習慣や文化的に似たことも多く、現時点ではそこまで違和感なく暮らしています。ただ、イスラム教のお祈りの日である金曜日に合わせて、週末が金、土曜日のために、出勤日が日〜木曜日なのがモロッコとは違い、いまだに曜日の感覚がうまく掴めない部分があります。

仕事はまだそこまで仕事っぽいことはしていないですが、上司とも面談して徐々に仕事を任せられていきそうです。

では、ハルツームでの生活や仕事に関してはまた更新していきたいと思います〜。